介護保険制度を学ぼう! 介護ことはじめ<5>

■ケアマネジャーが持ってくる書類を読み解こう

書類は、利用者のためのもの。

 ケアマネジャーにケアプランの作成を依頼している人は、ケアマネジャーから何枚もの書類をもらうはずです。利用者に渡される書類は、「居宅サービス計画書(1)」「居宅サービス計画書(2)」「週間サービス計画表」「サービス利用票」「サービス利用票別表」の5枚。「サービス利用票」と「サービス利用票別表」は毎月、その他の3枚はケアプランの見直し毎に作成され、その都度利用者に渡すことになっています。今回は、この3枚についてお話します。

「居宅サービス計画書(1)」

「利用者本人がどのような暮らしを求めているのか」、「家族はどのように考えていて、どのようにかかわるのか」「総合的な方針」といった、ケアプランの柱となることが書かれます。ケアマネジャーが聞き取った、利用者や家族の思いに沿って作成されますから、気持ちがちゃんと伝わっているかどうかしっかり確認しましょう

居宅サービス計画書1

「居宅サービス計画書(2)」

具体的に、「全般的な課題」、「やりたいけれどできないこと」、「そのための解決方法」が整理されます。介護保険サービスは解決方法の一つですが、それだけでなく、地域のボランティアや近所の人の力など、多角的な視点を盛り込むようにします。

居宅サービス計画書2

「週間サービス計画表」

介護サービスを導入したときの1週間の生活表です。

 

 時々、素人には意味不明の専門用語を羅列するケアマネジャーがいますが、書類は専門家のためのものではなく、利用者のためのもの。平易な言葉で書き直してもらいましょう。

 

文:島村八重子(全国マイケアプラン・ネットワーク代表)
マイケアプランは、自分らしい暮らしや生き方を自分で考え、責任を持って暮らしを組み立てていくことです。私たちは、ケアプランを立てる過程で、利用者が真剣に考えて主体的に根拠のあるプランを立てること、自らきちんと考えてサービスを選び、事業者を選ぶことを大切にしている仲間たちのネットワークです。
詳しくはホームページ http://www.mycareplan-net.com をご覧ください。



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