
リハビリテーションセンターは大きく二つのスペースに分かれています。「起きる、座る、立つ」といった基本的な動作や移動、体力面のトレーニングは理学療法士が、「服を着る」「ご飯を食べる」「家事をする」といった実際の生活に直接つながる行為のトレーニングや高次脳機能などへのケアは作業療法士が担当しています。理学療法のスペースにはマットや平行棒の他、ドイツの医療機関で使われているトレーニングマシンが並んでいて、従来の理学療法の方法に加え「パワーリハビリテーション」の手法に基づく様々なトレーニングも提供されています。
平成14年7月には、病院でのリハビリテーションを卒業した人、生活習慣病と診断された人、介護予防の必要な人、健康に興味のある人など地域住民を対象に、健康増進・疾病予防を目的とした「SKIPトレーニングセンター」が霞ヶ関南病院に新設されました。ここは、リハビリテーションセンターと同じトレーニングマシンを導入し、医学的な検査データをもとに個々の運動プログラムが作成され、医療保険や介護保険とは一線を引き、使用料を支払い自らの意思で利用する施設です。若くして障害をもった人、気持が若くデイケアには行きたくないという人、入院している家族を見舞いに来た人、付き添いで来ていたけれど自分も参加してみようと思った人など、障害のある人もない人も一緒になってトレーニングを行っています。


医療法人真正会では、入院患者だけでなくその家族も幸せになるように、地域のニーズに応えながらスタッフを育て、リハビリテーション施設を一つひとつ作り上げてきました。医師をはじめ、リハビリのための専門スタッフ、看護師や栄養士、社会福祉士など様々な職種がチームを組み、外来、入院、訪問、通所リハビリ、そして介護予防・健康増進と、これからも地域住民の健康をサポートしていきたいと考えています。